犬を飼育する前に考えておかなくてはならない事を神澤さんに聞いてみる

最終更新日 2024年4月11日 by kente

1.犬を迎え入れる前にチェックしておきたい事

実家で犬を飼育したことがある人の場合、犬との生活がどれほど癒しがあるものかを理解しているはずです。

一緒にいるだけで幸せを感じる事が出来ますので、実家を出て暮らし始めたとしても飼育したいと思っているのであれば、今までと同じような飼い方が出来るかを考えてみなくてはなりません。

犬を飼育する上で大事なことは、責任をもって飼わなくてはならないという事ですので、一度買い始めたら簡単に手鼻ことは出来ないと思っておきましょう。

途中で飼えなくなった場合は、引き取り手がいなければ処分をしなくてはならないという悲しい結果になってしまいますので、手放すことなく飼い続けるようにしなくてはなりません。

飼えなくなる原因として考えられるのは、同居人が増えた場合や、引越しを伴う場合、出産をする場合などがあります。

結婚などをして夫と一緒に暮らし始めた場合、相手が動物に対してのアレルギーを持っていたり、犬が苦手という事であれば飼うことが出来なくなることもあります。

どちらか一方を選ぶというのはできないかもしれませんので、結婚相手によってはどうするべきなのかを考えなくてはならなくなるかもしれません。

苦手という程度であれば、徐々に慣れていってもらうという方法もありますが、アレルギーを持っている場合には無理強いをするわけないは行かないでしょう。

アレルギーによって体調が悪くなってしまうのは大変ですので、相手を説得して何とかなる問題ではないからです。

出産をした場合に関しても、赤ちゃんのお世話をしながら飼うのは難しいこともあるでしょう。

赤ちゃんの子育てをしている時には、散歩に連れ出してあげる事も難しいですし、赤ちゃんを傷つけてしまわないように気を付けておかなくてはなりません。

子供はどんどん成長していきますが、あまりにも小さなころというのは大変な部分も出てきますので、いろいろな配慮が必要になってきます。

2.生活環境を考えた飼育シュミレーションも必要

転勤を伴う場合、会社の寮などで暮らすとなるとペット禁止のところが多い為、飼えなくなることもあります。

ペット可の賃貸を探すのは地域によっては難しい場合も多い為、通勤が大変になったり、家賃が上がる事も考えておかなくてはなりません。

今は飼育することが出来たとしても、今後自分の人生がどのように変わっていくのかによっては、飼えなくなるかもしれないというのを念頭に置いて考えたほうがいいでしょう。

 一度買い始めると十数年間は飼うことになりますが、もしも飼えなくなった時に引き取り手があるかを考えておけば、不安になることなく飼い始められるはずです。 

一人暮らしの人が犬の飼育を始めるのであれば、どの様にお世話をしていくのかもシミュレーションしておかなくてはなりません。

朝早く出勤をして夜遅くに帰ってくる事が多い場合には、散歩をどうすればいいかという事になります。

家族で暮らしていた時には、家族の誰かが散歩に連れ出してくれていたとしても、一人になると自分が散歩に行くしかなくなる為、行かれない日が出てくるかもしれません。

一日程度であればなんとかなったとしても、毎日連れ歩けないとなるとストレスをためたり運動不足になることもあります。

小型の場合は、家の中だけでも十分な運動が出来るという種類もいますので、散歩に行けそうにないのであれば、そういったタイプを選んでおけば、お互いの為になるでしょう。

3.飼育していける経済力があるのか考える

犬を飼育するとなると、費用面の事もシミュレーションしておく必要があります。

一人暮らしを始めただけでも、かなりの出費がある事になりますので、自分一人が生活をしていくだけで精いっぱいな人もいます。

そうなるとエサ代や病院代などを支払えないという事になってもいけませんので、どのくらいのお金が必要になるのかをシミュレーションしておく事も大事です。

病院代を安く済ませたいのであれば、あらかじめ保険に入るようにしておけば、費用を軽減することが出来ます。

人間のようにケガをしたり風邪をひいたりすることもないだろうと思っていても、人間と同じように病院に行かなくてはならないこともあるはずです。

そんな時にお金がないからつれていけないという事を防ぐためにも、月々保険を掛けるようにしておけば、おかしいと思ったらすぐに病院につれていく事が出来ます。

散歩の途中にけがをすることもありますシイ、寒い日が続けば風邪をひくこともありますので、体調を整えてあげる為にも、病院での診察は必要だと考えましょう。

エサ代に関しても、種類によってたくさんのえさを必要とするタイプもいれば、少量ですむ種類もいます。

毎月のえさ代がかさんで自分の食費が出せないという事にならないためにも、月にどのくらいのお金であれば出す事が出来るのかも計算しておく事です。

お金がかかりすぎて一緒に暮らすのが嫌になるという事になってもいけませんので、実際に飼うことが出来るのかは経済面でも考えるようにしておかなくてはなりません。

 

引用元:神澤光朗のDOGライフ