プロゲーマーになる方法を横山氏に教えてもらう

最終更新日 2024年4月11日 by kente

プロゲーマーになりたいと考える人が増えています。
現在では多彩な仕事から働き方を選べるようになっており、趣味を仕事にしたいと考える人も多いです。
横山英俊氏のようにゲームが好きな人にはプロになって活躍したいと考える人も多くなっていますが、具体的ななり方を知らない人は少なくありません。
この職業を目指すのであれば、具体的な道のりを知っておく必要があります。

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プロゲーマーの定義

まず、プロゲーマーの定義から知っておく必要があるでしょう。
基本的にはゲームで報酬を受け取る人を指しており、大会で好成績をおさめることで報酬を得たり、イベントに参加して稼いだり、企業スポンサーから資金を得たりしている人が多いです。
近頃は動画配信サイトでゲーム動画を配信して収益を得ている人もいますが、こちらは動画配信者であり、プロのゲーマーとは線引きされていることを理解しておきましょう。
つまり、プロとして活躍したいのであれば大会に出場できるようなレベルや、大会で結果を残せるようなレベルになる必要があります。
少々上手かったり、トーク力があったりするだけではプロになることは不可能です。
高度な能力が必要になる職業だと言えます。

プロゲーマーになるための道筋

プロゲーマーになるための道筋は明確に決まっているわけではありません。
医師になりたい場合は医学部を卒業して医師免許を取る必要がありますし、弁護士になりたい場合は法学部を卒業して司法試験に合格する必要があります。
卒業すべき学部や取得するべき資格が決まっている職業もありますが、ゲーマーの道でプロを目指す場合は話が別です。
特定の学部を卒業しておく必要はありませんし、年齢や経歴が問われることもありません。
実力があればプロになることができることを覚えておきましょう。
明確に道筋が決められているわけではありませんが、この職業に就くためにできることはたくさんあります。
プロになるまでの道のりがハッキリとしていなくても、必要となる知識や技術を身につけることができるでしょう。
自分が活躍したいゲームジャンルのスキルを磨いたり、戦略を考えられるように特訓したりすることができます。
チーム戦を行うときのことを考慮してコミュニケーション能力を養ったり、プレッシャーに耐えられるほどの強い精神力になるように鍛錬したりすることも可能です。
eスポーツには国境がないので英語力があるほうが海外の人とも円滑に話せるようになりますし、高額賞金の大会は海外で開催されることが多いので海外に遠征する際にも便利だと言えます。
ゲームスキルだけでなく、英語力まで磨いておくとプラスになりやすいでしょう。

プロゲーマーを養成するための学校もある

決まった学校に通う必要はありませんが、最近ではプロゲーマーを養成するための学校もあるので、こうした場所で腕を磨くことも可能です。
学校に通う場合は様々なeスポーツを体感した上で自分に最適なジャンルを決めやすくなりますし、独学では身につけることが難しいスキルを身につけやすくなるでしょう。
チーム戦の練習ができること、同じ夢を持つ仲間と切磋琢磨できること、プロになるためのノウハウや大会などの情報が入手しやすいこともメリットだと言えます。

とにかくゲームスキルを磨く

学校に通うことで能力を伸ばすこともできますが、プロゲーマーを目指す上では正解のルートがありませんし、学校に通えば夢が叶うというわけではありません。
プロになりたいのであれば、とにかくゲームスキルを磨く必要があります。
大会に出場できるようになれる人はほんの一握りだと言えるので、決して簡単な道ではないことを理解しておかなければなりません。
学校に行かなくても技術の磨き方が分かっているのであれば自分なりに工夫しながら成長していくことができますし、自分の力だけでは不十分だと感じる場合は専門学校などの力を借りてみると良いでしょう。

ゲームが好きな人や得意な人はプロになれるかもしれないと思うかもしれませんが、これで稼ぎたいのであれば突出した能力や安定した能力の高さが必要となります。
他の人と同じようなレベルでは稼げるほどになることができませんし、たまたま上手くいくときがあるだけでは意味がないです。
安定して結果を出すことができなければ、プロとしてやっていくことは難しいと知っておきましょう。
常にハイレベルなプレイができなければプロにはなれないことを覚えておくべきです。

まとめ

大会などに出場するようなプロゲーマーになるためには、自分に合った方法で必要な能力を伸ばしていく必要があります。
単にゲームをプレイしているだけでは不十分であり、素早い操作のための反射力を身につけたり、相手を出し抜くための戦略を考えられるようになったりすることが大切です。
独学で能力を伸ばすこともできますし、学校に通うこともできるので、合っていると感じられる方法で特訓を重ねるようにしてください。
プロになることは簡単ではないので、特徴やなり方を知った上でこれからどうしていくべきか考えられるようにしておきましょう。