初心者が資産運用セミナーを選ぶポイント

最終更新日 2024年4月11日 by kente

現在預金金利はほぼゼロの状態である中で、資産運用に注目が集まっています。
今自分が持っている手元資金を活用して、お金に働いてもらうことで資産を増やす方法として国も積極的に働きかけています。
とはいえいきなり株式やFXなどに手を出すというのは、リスクが高めです。
このため初心者であるなら、まずは国が推進している資産運用から始めてみることをおすすめします。

資産を増やすための税制優遇制度

具体的にはNISAやiDeCoと呼ばれる、資産を増やすための税制優遇制度です。

NISA

NISAは一定額・一定期間内での運用であれば、増えた分に対して通常徴収される税金を免除する制度のことです。
大きく2つの制度があり、NISAの場合は5年間で毎年120万円分の投資額分の運用するお金での配当金などのお金が非課税になる制度です。
もう一つは積み立てNISAと呼ばれるもので、毎年40万を上限に20年間運用益が非課税となります。

iDeCo

iDeCoは、年金(国民年金や厚生年金)の一部や追加分を運用する制度のことです。
こちらは60歳まで引き出しができない一方で、年金として取り扱われるため確定申告時に税制の優遇を受けたり引き出すお金に対して税制優遇がついたりとメリットが大きい点が特徴になります。
特にこれらの制度は、若い人が将来資産を形成する際にサポートすることを目的としています。
時間を有効に使える人ほど、メリットを享受できることでしょう。

資産運用セミナーに参加することで理解を深める

とはいえ、資産運用の知識が無いとなかなか踏み込むのに勇気がいると思います。
そんな人にとって資産運用セミナーに参加することで理解を深めることが可能です。
例えば「資産運用 セミナー」でネット検索すると、多くの検索がヒットします。
どれを選べば良いか分からない場合は、比較的大手の証券会社や金融機関を選ぶことをおススメします。
実績が多いことと商品数が比較的豊富なため、選択の範囲が広がるためです。
実はNISAや積み立てNISA、iDeCoで入会するとほかの金融機関で口座を開設することができないためです。
そして金融機関ごとに取り扱う商品群が異なっていて、それぞれ特徴があります。

まとめ

できるだけ多くの商品から選ぶ必要がある理由としては、商品によって手数料や値上がり値下がりのバランス(ハイリスク・ハイリターン等)があるためです。
商品が多ければそれだけ自分に合ったものが選べる可能性が高くなるため、商品数や口座開設実績数を基準にセミナーを選ぶと良いでしょう。