臨床検査はいろいろな種類がある

最終更新日 2024年4月11日 by kente

▶️保健科学東日本が解説!臨床検査の種類について

健康診断を受けたことがあるでしょう。
その時に、どのようなことをしましたか。

いろいろな検査があったと振り返ることができるはずです。
学校に通っていた時には身長体重を測ることはもちろんですが、他にも尿検査や検便などを行っているのではありませんか。

子供のころともなると、これらが面倒に感じられたかもしれません。

大人になってからの場合は面倒と感じるよりも、自分の体のことを知るためにもなるべく体中を調べるようにしようと思うのではありませんか。
心電図だけで本当に自分の心臓のことがわかるだろうかと思う人もいるかもしれません。

心エコーを受けたりして、徹底的に心臓のことを調べることだってできます。

このような検査は臨床検査と言います。
健康診断のように定期的に受けることもありますが、体に異変を感じた時に受けることもあるので、誰もが受けたことがあるでしょう。

体のことを知るためには避けては通れないことです。
医者に診察してもらう時に、問診だけで終わりということもあるかもしれませんが、問診以外に体のことを調べられたことはありませんか。

レントゲンを撮ったり、MRIや心電図などいろいろと調べることがあるでしょう。

生体検査と生理機能検査

臨床検査と言っても種類は様々で、自分の尿や血液などを使う場合は生体検査と言います。
最近、話題になっている遺伝子検査もそうです。

遺伝子を調べることで、自分が今後かかりやすい病気を知ることができるなどで注目を集めています。

心電図や脳波計、超音波などは生理機能検査です。
検体を取って調べているわけではありません。

自分の体に器具を取り付けたりして病気があるかないかを調べてもらえます。

全身を調べようと思えば徹底的に調べることができるくらいに種類が多いです。
MRIならば、全身を輪切りにしたように調べられるので大きな病気の前兆を見つけることだってできるでしょう。

全身がわかりますから、受けたことがある人は多いかもしれません。
くまなく調べることで意外なところに病気が見つかることもあります。

レントゲンを撮ったことがある人が大半と言っても良いかもしれません。
胸のあたりを撮影されるイメージがあるかもしれませんが、必ずしも胸のあたりだけに使われるわけではないです。

歯科医院へ行った時に歯を調べるために口のレントゲンを撮影した経験はありませんか。
表面を見ているだけではよくわからない、歯茎に埋まっている部分の歯まで見ることができます。

自分で自分の脈を測ったことはありませんか。
学校時代に踏み台昇降を行った後に脈を測ることがあります。

だから、一度は自分の脈を測ったことがあると言っても良いかもしれません。
回数がわかることも重要ですが、それだけでは自分の脈の異常を知ることができないこともあります。

心電図を使うことで、不整脈などを知ることができます。

乳がん検診の際にはマンモグラフィや超音波検査、両方受けたほうが良い

眼底写真検査を知っているでしょうか。
これはあまり知られていないかもしれません。

眼底カメラを使って網膜を撮影すると、血管系の異変を知ることができます。
糖尿病や動脈硬化などを発見できます。

意外な方法と思うかもしれません。

乳がん検診の際にはマンモグラフィや超音波検査を行います。
両方とも受けたほうが良いと言われていますが、それには理由があります。

それぞれ得意不得意があるために、片方だけを受けても乳がんがあるのに見つからない可能性があるからです。
両方とも受けることで乳がんを発見しやすくなるので、女性は定期的に両方受けたほうが良いでしょう。

特に、出産経験がない、高齢出産経験者は受けた方が良いと言われています。

女性特有や男性特有の病気もありますから、男女それぞれがこのような検査を受けることも必要です。
これらはデリケートな臨床検査ですから躊躇してしまうかもしれません。

しかし、調べないとわからないですし、自覚症状が出た時には手遅れとなっていることもありますので、定期的に受けるようにしましょう。
医療機関でもこのようなデリケートな臨床検査は受診する人のことを考えて工夫していますので、意外と抵抗がないかもしれません。

加齢とともに体のメンテナンスをより一層考える必要がある

あまりにも種類が多いので、健康診断の際には必要最低限だけ受けることになるでしょう。
年齢が上がるにつれていろいろな病気にかかりやすくなるために、受ける種類は多くなると保健科学東日本は解説しています。

あまり若い人が胃カメラを行うとは聞きませんが、ある程度の年齢を過ぎると胃カメラを経験した人が多くなります。
加齢とともに体のメンテナンスをより一層考えましょう。

病気を患った際には必要な臨床検査を行うのですが、徹底的に調べるはずです。
同じ場所であってもいろいろな角度から調べる必要があるために、1日中臨床検査を行うこともあるかもしれません。

病気を治療するためには仕方がないことです。
今後も新しい検査方法が登場することがあるかもしれません。

より一層、患者への負担が小さくなる可能性もあるので、より受診しやすい時代がきっと来るはずだと保健科学東日本の人も言っています。

出典サイト:保健科学東日本 口コミ