いい歯医者を選ぶための6つのポイント

最終更新日 2024年4月11日 by kente

良い歯医者さんの条件とは

現在日本国内にコンビニよりもクリニック数が多い歯医者ですが、多くの人々は家の近くにある・友人の紹介などで通い始める人が多いです。

しかし、良い歯医者には欠かすことの出来ない6つのポイントがあります。

 

1.治療前に歯科衛生士が口の中を掃除してくれる

1つ目は治療前に歯科衛生士が口の中を掃除してくれることです。

この歯科衛生士は、虫歯の予防などを指導する専門職であり、医師による診察・診療の前に口の中を綺麗にしてくれるスタッフです。

もし治療前に口の中のクリーニングを行ってもらえないと、口の中の汚れごと歯の型を取ったり、汚れを巻き込んだ状態で詰め物をしたりします。

そうすると、症状が完治せずに終了してしまう事が多いのです。

実際に評判の高いクリニックでは、医師は勿論のこと、複数人の歯科衛生士が勤務していることが多いです。

つまり、口内クリーニングは医師による治療と同じくらい重要なことであると言えます。

 

2.症状・治療内容の説明を行う

2つ目は症状・治療内容の説明を行うことです。

治療を行う際、医師は口全体の状態を検査した後に問題点を発見します。

そして患者に、発見した問題点の理由と解決方法を伝えるのです。

多くのクリニックでは治療以外に十分な時間を取ることが難しく、説明が疎かになりがちです。

しかし、その忙しい中でも鏡で歯を見せてもらったり、レントゲンを撮ってくれると患者は自分の歯の状態を理解しやすくなります。

だから疑問点や不安な事を伝えやすく、信頼して治療を任せることが出来ます。

 

3.すぐに虫歯を削ろうとしない

3つ目はすぐに虫歯を削ろうとしないことです。

基本的に人間の歯は削れば削る程脆くなってしまい、削った場所から細菌感染して虫歯になりやすくなってしまいます。

だから歯を削る際はマイクロスコープ等の拡大鏡を使用し、出来るだけ虫歯の部分だけを削るように努めるのがいい歯医者なのです。

またドックスベストという薬を使用すると、虫歯の進行を抑えることが出来ます。

そうすると、従来であれば削るべき虫歯でも削らすに済むケースがあります。

しかし、ドックスベストは保険外治療であるため、治療費や効果等を主治医に相談することをおすすめします。

 

4.自分が不得意な診療は断る

4つ目は自分が不得意な診療は断ることです。

患者はどこのクリニックに行っても、自身の希望する治療を行ってもらえるだろうと思います。

しかし、本当に良い医師は自分が不得意又は専門性が低い治療に関して、患者にきちんとその旨を伝えます。

その上患者が希望すれば診療・診察を行わず、適任の意思を紹介することも可能です。

これは患者のことを第一に考えているからこそ、行える判断だと言えます。

また、患者のためにより専門性の高い医師の治療を受けることが最善であると考えているです。

私が以前親知らずの抜歯を考えていた際、通っていたクリニックから専門の機関を紹介されました。

その理由は親知らずが横に生えており、現在のクリニックでは困難な治療だったからです。

結果として実績・経験のある医師に治療・抜歯してもらい、安心して任せることが出来ました。

現在「歯医者」には虫歯や歯周病治療を行う一般歯科、審美歯科専門、インプラント・抜歯など様々な事柄を得意とする医師がいます。

それに加え、手術を必要とする口腔外科治療中心のクリニックもあるのです。

自身にあったクリニックを選ぶには、最初に病院のホームページを見ます。

そこには医師の経歴や得意なジャンルの治療などの情報が載っているのです。

そのため、クリニックに関する事前の下調べも大切なことであると言えます。

 

5.治療の度に歯の写真を撮影する

5つ目は治療の度に歯の写真を撮影することです。

これは専用のマウスピースを付けて口の中をカメラで撮影する方法であり、レントゲンとは異なります。

この撮影を行う事によって、患者自身に自身の口の中をしっかり確認してもらう事が出来ます。

その上治療方針の説明を行う際に、分かりやすく伝えられるのです。

この他にスタッフと一緒に写真を見て症例を振り返ったり、検討会を行ったりすることもあります。

それによってクリニック全体の知識を高め、適切な判断・治療を行えるようにするのです。

 

6.初回の診療時間が長い

6つ目は初回の診療時間が長い事です。

いい歯医者は初回の診療を行う際、患者の話を良く聞いて会話をします。

それによって悩んでいる歯の症状や期間などをしっかりヒヤリングするのです。

そうすると医師にとって、最も大切な正しい診断を下せることに繋がります。

また歯の痛みが改善しない原因は、診断を間違えている・治療を間違えているの2つです。

これらを防ぎ、適切な治療を行う為に長い時間を費やすのです。

私が今まで通っていた歯科クリニックは、これらの条件に当てはまる部分とそうでない部分がありました。

しかし、クリニックを選ぶ際に重要視すべき点が分かれば、それらを意識しながら治療を受けることが出来ます。

特に治療の説明を丁寧に行ってもらうことは重要であると考えます。

何故なら、治療に関する説明をしてもらえないと自身の大切な歯に今どのような処置を施されているか分からなく、不安であるからです。

 

まとめ

上記の6つのポイントにある良い歯医者を見つけるためのポイントは、自身の大切な歯を自分で守るという事にも繋がるのです。

 

今福鶴見歯医者より引用