看護師が美容クリニック社員に転職する

最終更新日 2024年4月11日 by kente

「美容クリニックの社員に転職したい」
「クリニックで働くメリットを知りたい」
「たかの友梨さんのエステの待遇が気になる」

看護師の中には美容クリニックの社員に転職したい、どんな職場なのだろうと気になっている人は多いかもしれません。
特に病院や施設などで患者のケアやサポートなどの経験を積んだ看護師には、同じ業界とは言え美容看護師の仕事内容が気になると言うケースは多いものです。
これから美容クリニックの社員に転職を考えているのであれば、どのような仕事内容なのか、またメリットやデメリット等についてしっかりと把握しておくことが大切です。

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美容クリニックの種類

美容クリニックは大きく分けると、美容外科と美容皮膚科の2つに分けられます。
どちらを選ぶにしても、仕事内容や業務範囲等は、これまでの病院や介護施設で働いてきた時とは大きく異なると言えるでしょう。
近年では医療脱毛の専門クリニックも多く運営がなされるようになりましたが、美容外科と美容皮膚科のメンズ専門クリニックなども多く出てくるようになりました。
どこを選んでも自由診療であり、病気を治す病院と比べると、どちらかと言えばサービス業に近いです。

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美容外科

美容外科の場合には美しくなりたいと言う希望を美容整形手術で叶えます。
仕事内容は、怪我や病気を治す手術とは全く異なるものです。
美容外科で多く行われている手術は目元を二重まぶたにしたり鼻やフェイスラインを整える、顔のシワやたるみを取り除く、その他に豊胸手術や脂肪吸引等が該当します。
中にはヒアルロン酸、ボトックス注射などで輪郭を整える、シワを改善するなどのプチ整形もあります。
しかし美容外科においで手術は必須事項と言えるでしょう。
看護師が美容外科に転職した場合には、施術内容を提案するカウンセリングや医師による手術の介助業務、患者のアフターフォロー等の業務を行うことになります。
特にオペ室の看護師として勤務経験があれば、有利に働くでしょう。
完全予約の美容クリニックが多いことから、時間内に施術とサービスの提案を行いした上で、オペの介助もしなければならず、多忙を極めます。
決められた時間内で手際よく仕事をこなすためのスピード感が求められます。

美容皮膚科

そして美容皮膚科の場合には、最新の技術や医療機器、ドクターズコスメなどを使い肌を整えるサポートを行います。
看護師はレーザー機器などを使い直接患者に施術することも可能です。
施術例としてはヒアルロン酸やボトックス注入、肌の再生を促すケミカルピーリング、二重まぶたの施術や顔や鼻の輪郭の調整等が該当します。
近年では痩身やアンチエイジング、医療脱毛などを扱っている国に行くも多いです。
美容皮膚科に転職した場合には、医師による患者の診察や診療のサポート、患者のカウンセリング、その他にも医療機器を使った施術や患者のアフターケアなどの業務にあたります。
美容外科と比べると患者の対応に当たる時間は比較的長いと言えるでしょう。
前職の経験を問わないケースも多く、他の診療科からでも転職を狙いやすい職場です。

美容クリニックに看護師が社員として転職する際のメリット

最新の美容施術を体験できる

このような美容クリニックに看護師が社員として転職する際のメリットとしては、最新の美容施術を体験できることがその1つに挙げられます。
患者に対して施術を行うだけではなく、自分自身も体験する機会が巡ってきます。
効果を体験した上でカウンセリングに生かすことも1つの目的と言えるでしょう。
中には福利厚生の1つとして勤務時間外に割引料金で施術が受けられるところもあります。
ドクターズコスメを社員割引で購入できる可能性があるのも大きな魅力と言えるでしょう。

夜勤がなくても比較的給与が高い

また夜勤がなくても比較的給与が高いことも大きなメリットです。
転職したら年収が下がってしまうのではないかと心配する人もいるかもしれませんが、夜勤がなくても病院に勤めていた時と同じ位、またそれ以上の休養を得ている看護師は多いです。
目標達成などの成果によって、報奨金が出るクリニックも多く見られます。
病院に勤めていた時よりも、月収が上がる人も多く見られるのです。

日勤のみで勤務時間が規則的で休日も取りやすい

さらには日勤のみで勤務時間が規則的で休日も取りやすいことが挙げられます。
看護師の出勤日に合わせて予約を受け付けることから、休日を返上する心配もないのです。
完全予約制であれば1日の仕事を予定通りに進めることができるでしょう。
定時で仕事を完了できるので、プライベートの予定も立てやすくなります。

売り上げノルマがある

このようにメリットがたくさんあることがわかりますが反対にデメリットがあるのも事実です。
その1つに挙げられる事は売り上げノルマがあることです。
治療の提案やドクターズコスメの販売等は、看護師ならではの仕事と言えるでしょう。
経営にも大きな影響を与えることから、場合によっては売り上げノルマが課せられていることも多いです。
患者のケアやサポートに加え、営業業務もこなさなければならないと言うことです。
考え方や性格によっては、仕事の向き不向きが出てくることと言えるでしょう。

まとめ

売り上げと言う形で成果を出すことにやりがいを感じたり、目標を達成してインセンティブを貰いたい場合には特に向いているといえます。
反対にノルマをプレッシャーに感じたり、患者を第一に考えた看護のみを追求したい場合には病院勤務を考えた方が良いです。