最終更新日 2024年5月14日 by kente

世界190以上の国にあるユニセフ

ユニセフは世界190以上の国と地域で子供たちの命と健康と権利を守るために活動している組織で、活動資金はすべて個人や企業や各種団体からの民間の募金や各国政府からの任意の拠出金に支えられており、その中でも民間の募金は全体の活動の3割を占めるなど大きな役割を果たしています。

そして民間の募金は先進34の国と地域にある国内委員会などから本部に集められ、本部は各国の子供たちの状況などに配慮しそのお金を有効に使用し、さらには各国政府などと協力して子供たちのための活動を行っており、日本国内においても個人の募金活動や企業の支援などよくメディアなどで目にすることがあり積極的に支援をしています。

具体的な活動としては命と健康を守るための活動がありますが、この活動が必要な原因としては世界では5歳に満たない子供たちが栄養不足により一日8000人以上も命を落としており、栄養不足により死亡する乳幼児が死亡原因の約半数ととても深刻な状態で、日本でもメディア等でときおり映像として目にする機会がありますがあまり実感することのない状況で具体的な数字を知ることで感じる深刻さです。

また栄養不足以外にも近年では自然災害や紛争の影響で早急な治療をしないと命を落としかねない急性栄養不良の子供たちも急増しており、これらの栄養不良による発育障害に苦しんでいる子供たちが世界中に日本の人口以上に存在することもとても悲しいことで、命と健康を守るための活動は今後も必要な活動です。

このような世界の子供たちの栄養不足によりたすかるはずの命が助からないという悲しい現実がある状況を改善し幼い子供たちの命を守るためにユニセフがおこなっている活動は、災害や紛争に被災地や農村部などのあらゆる場所で子供たちの栄養状態の検査をおこない治療センターを開設し幼い子供たちの栄養不足を守るために努力している活動です。

そして治療センターの開設などのハード面での支援と同時に地域保健員の育成や発育観察や保健に栄養や衛生などの知識の普及などソフト面での支援をしており、子供の命を守るためのより効果的な支援方法です。

ユニセフ・マンスリーサポートプログラムの概要

そしてこれらの現実を知り個人での支援をお考えになった方も多いと思いますが、継続的な活動を最も強く後押しする支援方法としてユニセフ・マンスリーサポートプログラムを行っており、個人で世界中の子供たちの命を守るためにだれでも参加できる個人での支援プログラムです。

具体的な支援の形態としては月ごとに申し込み時に指定した金融機関の口座やクレジットカード決算による自動引き落としとなっており、自動引き落としの方法のため停止の申し出をするまでは継続的に支援できる手軽に参加できる方法です。（参考：日本ユニセフ協会に関するトピックス）

ユニセフ・マンスリーサポートプログラムは手軽に参加できる支援方法で私自身も参加していますが、支払金額やその他の手続きなど参加前に具体的な情報を得たいものですが、これらの情報は国内委員会組織である日本ユニセフ協会の公式ホームページからさまざまな情報を得ることができます。

公式ホームページからは専用フォームから毎月支援したい定額の募金金額を選択でき、選択肢以外の金額を希望する場合も具体的な金額を入力できる欄もあり、引き落とし方法の選択から支援希望者の基本情報の入力することで申し込むことができ、私もこの方法で申し込みをおこないましたが、パソコンが得意な方ではありませんがとても簡単に利用できました。

クレジットカードも活用できる

そしてこのプログラムに参加中はきちんと年1回募金した証明として領収書が送られ、1月中に前年の1月から12月分の受領分がまとめて送付され引き落とし金額の確認と共にしっかりと参加していると実感することができ、クレジットカードを利用される方は国内で発行されたいろんな種類のカードが利用可能でとても便利です。

また、毎月自動的に引き落とされる募金額や引き落とし方法の変更や参加を停止したい場合は電話かインターネットで連絡することで変更や参加の停止が可能で、自分の寄付した金額が国内外のどのような地域で生かされどのような活動内容が行われているか、具体的な活動内容を知りたい場合は公式ホームページ内で収支報告と監査報告書が公開されておりしっかりした情報公開もなされています。

このように世界中のいろんな地域で子供たちの命や健康や権利を守るための積極的な活動を行っている機関ですが、私は海外に居住したことなく子供たちの栄養不足などの現状は年に数回目にするだけで他人事のように考えていました。

しかしこのプログラムに参加したことで年4回送られてくる広報誌を目にすることで金銭的な支援以外にも世界中の様々な支援を行う必要のある子供たちの状況を知ることができると同時に早急な支援の必要性を理解でき、その時々の国際情勢にも影響される具体的な活動も知ることができ改めてユニセフの活動の重要性と存在の大きさを感じることができました。