最終更新日 2024年4月11日 by kente

家を売るのなら高く売りたいところです。
しかし家は人生で高い買い物の1つとなっていますので、実際に売るとなると大きな金額を目にすることになります。
価格というのは大きければ大きいほどイメージが掴めず、実際にその価格が妥当なのかどうか分からなくなってしまいます。
ようするに高く売るためには相場を調べる必要があるということです。

相場を調べる方法は様々ですが、まず考え付くのが不動産のサイトを見ることでしょう。
家の売買は不動産業者を通してやるのが基本です。
ということはそのサイトを見ることで他の物件と比べてそこから相場を調べることができます。

実際に自分の家の場合はどれくらいの相場になるのかを調べるのなら、大抵のサイトは検索機能がついているので、それで自分の家の情報を入力して検索すれば、全く同じというわけでありませんが、近い物件情報が出てそこから自分の家だとどれくらいになるのか予想することができます。

不動産の他に国土交通省のサイトを見るという手もあります。
というのもその売る家を購入する際に何かアンケートに答えた記憶はないでしょうか？そのアンケートについて国土交通省のサイトに掲載されるからです。

このアンケートに基づいて物件の価値も変わってくるので、その情報を参考にすることができるというわけです。
特に地域ごとに情報が分けられているので、自分の地域だとどれくらいの相場になっているかというのが分かりやすくなっています。

地域によって相場も変わってくるということで、サイトを見るだけでなく実際に自分の目で近所の家を見てそれらを参考にして相場がどれくらいかを調べるという方法もあります。
実際に地域で変わってくるとなれば、周りの家の質も影響されてくるものです。

また、家売却には高く売るコツや押さえておくべきポイントが存在するので、このあたりは専門家に聞いたりネットで自分なりに情報収集しておく必要があるでしょう。

もちろん家だけでなく、近くにスーパーといった便利な施設があるか、道は穏やかか、周りに何か問題がないかといった部分も家を売る際には影響してきます。
これに関しては近所だけでなく自分の家に関しても調べておきましょう。

相場を知ることは家を売る時だけでなく買う時も参考になります。
これから新しい家を購入すると考えているのなら、それも兼ねて相場を調べるようにした方がいいです。

 

家は誰に売るのが良いのか

単に「家を売る」といってもその選択肢は多々あるものですが、大きく分類するとなると個人に売るために仲介してもらうか、あるいは業者に売るかという事になります。

どちらの方が良いのかはどのような考えか次第になります。
仲介してもらう場合、売値は自分で決められます。

相場を意識しなければならないものではありますが、自分の物なのですから、自分で価格設定する自由があります。
不動産業者等が仲介をするものですが、仲介業者のおかげで買い手が見つかれば業者に仲介手数料を支払う事になりますが、自分が出した価格で商談が成立する事になります。

一方、業者に売るという事も出来ます。
この際の利点はすぐにでも買い取ってくれますから、現金をすぐ手に取る事が出来ます。
仲介してもらう場合、買い手が見つからないという可能性もあります。

その場合、買い手が見つからなければお金を手にする事は出来ません。
シビアではありますが、家を売るというのは趣味の話ではなく、ビジネスの話なのですから買いたいと思う人が現れなければ売れません。

ですが業者に売るとなれば、業者がその場で値段を算出して買い取ってくれます。
その瞬間に業者に権利を譲渡する事になりますので、その後、その家を業者がどのように扱うのかは無関係という事になるのです。

さらに言えば、自分が売りたい価格ではなく、業者が買いたい価格も加味される事になりますので、タイミングや状況次第ではかなり安い価格で手放してしまう事にもなりかねません。

どちらも一長一短な部分はありますので、どのようなシチュエーションなのか。
すぐにでも現金が欲しいのか、あるいは自分の求めている価格以外では売る気はないのかによってもまた、選択肢は異なりますが、大まかに、両者がどのようなシステムとなっているのかといった事くらいはしっかりと理解しておくべきです。

それだけでも自分自身にとってはどちらの方が良いのかという事くらいは理解出来るはずです。