包茎手術をするべき状況を把握しておく

最終更新日 2024年4月11日 by kente

最近はネットでも積極的に包茎手術をするようにアピールする情報が見られますが、手術を決めるのはあくまで自分自身です。

手術をしたほうが好ましい状態は、自分が不都合を感じている場合です。

例えば包皮をうまくむけなくて、シャワーで洗うときに困るようだと不都合を感じているでしょう。

また性行為のときに亀頭が露出しないと、パートナーは不潔だと思っているかもしれません。

パートナーに迷惑をかけている状況なら、手術をするのが好ましいと言えるでしょう。

・包茎の程度によって状況は変わる

一言で包茎とは言っても様々な症状があり、手術が不要な軽度の症状もあります。

仮性包茎は基本的に手術は不要と言われていますが、真性包茎に近い状態なら手術が必要になることもあります。

真性包茎に関しては手術をしたほうがいいのは間違いありません。

包皮をむけない状態は非常に不衛生であり、雑菌繁殖を許してしまうことになるでしょう。

雑菌は少しずつ繁殖をしていくため、今は大丈夫でも将来のことはわかりません。

恥垢には多くの雑菌が含まれており、亀頭を洗浄しないと炎症・かゆみが発生することがあります。

こうしたトラブルが頻発するようなら、包茎手術をするのが好ましいでしょう。

・専門クリニックで包茎手術を行う

麻酔技術が発達している現在では、痛みをほとんど感じることなく手術ができます。

手術は恥ずかしいと考えるかもしれませんが、医師や看護師は慣れっこで何とも思っていません。

毎日のように手術をこなしているので、包茎患者はめずらしくも何ともないのです。

包茎手術を受けるクリニックを選ぶときは、なるべく専門クリニックを利用してください。

非常に難易度の高い施術であり、医師の技術によって仕上がりがかなり変わってきます。

ペニスというのは平常時と勃起時で大きさがまったく違うので、これらを計算した上で手術をしなくてはいけません。

未熟な医師が行うとツートンカラーになったり、傷口が目立ったりしてしまいます。

やり直しとなる酒精手術はさらなる技術を要するため、最初から失敗しないクリニック選びが大切なのです。

包茎手術から普通の生活に戻れるまでの期間は1ヶ月ほどであり、その後は包茎の心配のない毎日を送ることができます。

日常生活に支障のない仮性包茎なら特に問題はありませんが、真性包茎に近い仮性包茎やカントン包茎の状態にあるなら包茎手術を考えてみましょう。

包皮がむけることで亀頭は衛生的になり、亀頭包皮炎などの疾患を予防することも可能になります。

■自信を培うための包茎手術

包茎手術は、男性自身のコンプレックスを解消するためには、とても有用なものです。

男というものは、トイレにせよ風呂にせよ、自分の性器を目にしない日はありません。

垣間見るたびに、包皮に情けなく覆われたものが視界に入るのでは、情けない気持ちになってしまいます。

これが、いわゆる仮性包茎であるならば、見た目の問題だけで済みます。

しかし万が一、真性の場合は生殖器の機能にも影響を与えかねません。

亀頭が露出しないことには、完全な勃起に至らず、性交渉にも支障をきたしてしまいます。

そこまで深刻な事態でなくとも、デリケートな部分が包まれたままでは、敏感になりがちです。

ときには早漏の原因にもなり、自信の喪失へと繋がってしまうことも珍しくありません。

そのような自分と決別したいのであれば、包茎手術の決断をするべきです。

・まずはカウンセリングを受ける

もっともデリケートで、プライバシーに関わる部分を任せるのですから、信頼に足る相手を選ばなければなりません。

幸い包茎手術を取り扱うクリニックというものは、個人情報を厳守してくれます。

また、最初には必ずカウンセリングを実施し、状況に応じた施術を紹介してくれますので安心です。

もしこれらを疎かにしてしまう施設であれば、避けたほうがいいでしょう。

カウンセリングの予約も、電話やインターネットで気軽に申し込めます。

相談そのものは無料のところも多いので、意外とハードルは低いものです。

・費用について

実際に行われる手術にはいくつかの方法がありますが、複雑なものほど料金が高くなる傾向があります。

では、単純な手術を採用して費用を抑えるべきかというと、決してそうとも言い切れません。

簡単な施術を優先したばかりに、術後はかえって見た目が悪くなることも考えられます。

また、包皮の処置がおざなりであれば、今後の男性機能にも不安が残るものです。

もちろん、医師の説明だけでは、手術の良し悪しを図ることは難しいことでしょう。

そのためにも、事前にクリニックの口コミを確認することが、なにより大切です。

実際に手術を受けた人による評価を聞いておけば、クリニック選びに失敗するリスクを減らせます。

一度切除すれば、また生えてくるものでもありませんから、慎重な態度が必要です。

ちなみに、手術そのものは日帰りで終えることができます。

男性が自信を失いつつあることが、少子化の一因ともいわれており、社会的にも看過できない事柄です。

まずはしっかりとカウンセリングを受けて、適切な包茎手術を採用していきましょう。