相続税の相談は会計事務所の得意分野に注意をして依頼をしよう

最終更新日 2024年4月11日 by kente

遺産相続の相談を依頼するのに適している士業には、弁護士をはじめ税理士や司法書士などが該当する事になりますが、それぞれの士業によってできる事の守備範囲というものが存在します。

多くの場合は遺産相続というと相続税が最初に頭に浮かぶ事から税理士のいる会計事務所に依頼をするのが最も適していると判断をする場合がありますが、実際に税理士ができる事にも制限はあります。

税理士が行う事の代表的な事は相続税の申告に関する業務になりますが、実際に全ての遺産相続で相続税が発生するわけではありません。

仮に事前に相続税が発生しない事がわかっている遺産相続で不動産のみというような場合には司法書士が不動産の名義変更などにも関わる事から実際の遺産相続の内容には司法書士が最も関わる存在になっています。

弁護士は遺産相続の際にトラブルが発生した場合には活躍する士業になりますが、近年では比較的普通の水準の家庭の遺産相続でも裁判にまでもつれる事もあるのでこれまであまり一般家庭には縁のなかった遺産相続での弁護士の必要性も高まってきています。

実際の遺産相続の際には、被相続人の葬儀などを終えて落ち着く間もなく様々な手続きが必要になってきますし、法定相続人が多ければこちらの都合に関係なくもめごとにもなりかねません。

相続税の発生などもわからない場合には、やはり税理士の所属している会計事務所に相談をするのが最も効率が良い方法になります。

この時の注意点として言えるのは、税理士は本来の業務は税金に関わる全ての業務というスタイルなので企業の財務会計のプロだといえます。

※春日部会計事務所さん→http://www.kasukabe-kaikei.com/

相続相談を得意としいてる会計事務所には税理士だけでなく司法書士が在籍しているケースや他の司法書士や弁護士との業務提携などもある事から、複数の士業に依頼をする手間や経費面から考えても最も安心をして依頼をできるスタイルになります。

従って遺産相続の依頼をする時には、規模や地理的な事よりも得意としている業務内容や相談をしやすい税理士が存在する会計事務所に依頼をするようにする事が遺産相続の手続きをスムーズにするコツにもつながります。