最終更新日 2024年5月14日 by kente
俳優とは?
俳優とは、役を演じる人のことをいいます。
谷尾和昭さんは最近人気ですね。
テレビドラマだけではなく、演劇や映画などの登場人物に扮して、セリフや行動、表情などでその人物を演じる人のことです。
広義では演技者全体のことを指す名称であり、女性も男性も関係なく使われます。
大きく分けると舞台を中心に活躍する人と、映像を中心に活躍する人の二つに分けることができます。
舞台を中心とする人は、劇場などで観客の前で演技を行うことを中心に活躍しています。
舞台は生で行うものですので、失敗のきかない一発勝負になります。
それゆえに成功した時の達成感が高い職業といえます。
映像を中心にしている人は映画やドラマに出演することが主です。
舞台とのいちばんの違いは失敗したとしても、映像ですので何度でも撮影することができます。
どちらも基本的には、セリフを覚えて表現し、演技していくという職業になります。
具体的な仕事内容としては、まず映画やテレビドラマ、舞台などに出演するして演技をしていく仕事です。
ただセリフを覚えてしゃべるだけではなく、映画やドラマなら監督、舞台なら演出家などに指示をされたことを自分なりに解釈して登場人物になりきって表情や身振り手振りなどをつけて演技をしていく必要があります。
収入は活躍する場所によって大きく変わってきます。
舞台の場合、稽古中に給料は出ることがなく公演一回につき1万円程度が妥当な金額です。
超一流の舞台俳優になればファンなどもつくため、1公演につき50万円程度もらえるケースもあります。
映像の場合ドラマ主演1話につき80〜200万円になります。
舞台よりも格段に給料が高くなるため、映像を中心に活躍したいという人は大勢いるのが現状ですが、これだけのお金を稼げるようになる人はごく一部の役者のみです。
俳優になるための3つの方法
俳優になるためには、3つの方法があるとされています。
まず一つは、オーディションを受けるということです。
役者として活躍するためには演技力などが必要となってきます。
その演技力を磨くためには芸能事務所に所属することがオススメです。
芸能事務所のオーディションに合格して所属したのちに、舞台などを通してげ演技力を磨いたり、ファッション誌などで活躍していき魅力を身につけることなどをしていきます。
所属したのちにデビューするためには、またオーディションを受けることが必要です。
作品に出演するためのオーディションは、一般に公開されていることは少なく、芸能事務所に所属していることで、その情報を手に入れてオーディションに応募することで役をもらっていきます。
舞台を中心にしたいなら劇団に所属するのも良いとされています。
劇団に所属する場合には、気になる劇団のワークショップに参加することが、劇団に入団するための一つの手段です。
プロとしてやっていく自信がないという場合には、まず養成所に通うことがオススメとなります。
役者になるためのカリキュラムがきちんと組まれており、演技について基礎から学ぶことが可能です。
発声練習では、声の出し方を基礎から学んでいきます。
声をよく枯らしてしまったり、舞台で声が観客まで届かないということを防ぎ、相手に声を届けることができるように訓練していきます。
ダンスは映画や舞台で踊ることが多いです。
ダンスの基礎を学ぶことで体の使い方も学ぶことができます。
体の使い方がわかっていないと、表現に幅が出ないためダンスは必須な技能の一つともいえます。
殺陣やアクションなども学びます。
殺陣とは時代劇などで刀を使った立ち回りシーンのことをいいますが、殺陣やアクションが出来なければそのような作品に出られなくなってしまいます。
演技の幅を広げるためにも、基礎を学ぶことど役者としてプラスになります。
一番のメインは演技の基礎を学んでいきます。
養成所によっては即興芝居なども行い、演技力を磨いていきます。
一見華やかに見えて大変な俳優
一見華やかで楽しそうな俳優業ですが、一つの作品を作り上げるというのは外側から見ているよりもずっと大変な職業です。
なるために必要な能力としては、演じることが好きで情熱を注げられなければ続けていけない職業です。
有名になりたければ様々な役をこなす必要があるため、その演技のためには日々勉強する必要があります。
また、同じように演技を行いたい人は山ほどいます。
オーディションを受けたとしても役に選ばれるのは一人のため、何度でも挑戦する必要があり、落ち続けたとしても諦めずに続けていくことが大切です。
一つの作品を作るだけでも大勢のスタッフや共演者がいるため、自分勝手な行動をせずにチームワーク力も必要となってきます。
ある意味最も必要で、最も難しい能力ですが自分の個性をいかに発揮して、人を惹きつける魅力があり、他の俳優と自分を差別化することなども重要です。
また、自分の演技や体が観客からどうのように見えるのかなどを客観視する視点や、養成所に通ったりオーディションに応募するなどの行動力も必要となる職業になります。