第二の人生におすすめ!マンション建物の保守管理に挑戦しよう

最終更新日 2024年4月11日 by kente

「老後も働ける職種につきたい」
「マンションの保守管理の仕事ってどう?」
「後藤悟志社長の会社で保守管理の仕事を学びたい」

日本では2022年現在、まだ定年制を設けている会社・企業が一般的となっています。
これは1970年代の高度成長期にはじめて生まれたもので、以前は存在をしていませんでした。
資本主義国家のアメリカやイギリスでは1800年代からあったもので、55歳の中年になると社会から引退をする取り決めというものです。
社会とはつまり経済界のことであり、若手と交代をして隠居をしろと政府が命令を出しているわけといえます。

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後藤悟志社長が日本の経済を考える

国内では当初は55歳まででしたが、少しずつ年齢を繰り上げていき、1990年の段階で60歳となりました。
さらの2000年初頭までは63歳にのびて、後輩に指導をする位置づけの方が雇用をされたわけです。
しかし、団塊の世代と呼ばれる第一次ベビーブームで誕生した方々が、相次いで定年を迎えたことで、多くの企業で人材不足になるという弊害も生まれました。
いまも穴埋めができる状況ではなく、とうとう70歳まで雇用を認める政府の方針も生まれたわけです。
実質、日本では定年制が撤廃をされることとなっており、今後は生涯現役で働き続ける方が大半を占めるといっても過言ではありません。
ただし、70歳というと立派な後期高齢者でもあり、そのまま働くよりも、第二の人生を満喫したいという方も少なくないわけです。
いまから別の業界で働こうと考えている場合、あるお仕事をおすすめしましょう。
それは高齢者という年齢にマッチをしており、肉体的にも大してつらくないものです。
太平エンジニアリング後藤悟志代表もおすすめする職種です。
後藤悟志さんってどんな人?詳しくはこちら

建物保守管理者とは

昨今はわかい世代の間で、マンションやアパートなどの集合住宅建物が人気を集めています。
都心部ではおもに駅前にたくさん林立をしており、50階建ての高層タワー型も珍しくはありません。
郊外だとファミリー向けの大型施設となり、約500世帯以上が暮らすマンモスタイプが多い傾向です。
この建物では共用部からバックヤードでは非常に精密な機材が設置をされており、毎日問題なく作動をしていることを逐一確認をしなくてはいけません。
もし少しでも不備があると、多くの家族が快適に暮らせなくなるわけです。
その業務を担うのが建物保守管理者であり、大半は専門会社が仲介をしてスタッフを派遣しています。
管理者とはいわゆる管理人さんと呼ばれる方であり、住民の悩みを聞いて不具合をなくす努力をされている方です。
業務としては毎日8時間程度の勤務ですが、土日・祝日は休みで休憩時間もしっかりと用意をされています。

保守管理は8時間勤務

以前は住み込みスタイルが基本でしたが、現在はどこでも通いとなるのが基本です。
保守管理は8時間勤務ではあるものの、それ以外は自由に過ごすことが出来るので非常に楽な業務といっても言い過ぎではありません。
ゴミ掃除をしたり、分別作業をするなどスタッフの意志に任されるので、お好きな作業をすればいいわけです。
保守管理で必ずすることは、電気系統のチェックと給水塔の確認・あとはエントランスの掃除です。
まず電気系統のチェックは管理室でおこなうことができ、ブレーカーがすべて上がっていることと、フューズが稼働している点を目にするだけです。
特別な資格は不要で、誰でもおこなえます。
給水塔の確認はマンションによって異なりますが、低層階の施設なら梯子を使ってタンク内部を見なくてはいけません。
少し危険を伴う仕事なので、決してひとりでするのは避けましょう。

エントランスの掃除こそ保守管理人の大切な業務

必ず週一回は本社から担当者が来るので、そのときにすることです。
エントランスの掃除こそ、保守管理人の大切な業務です。
共用部であってマンションの顔となるため、毎日ほうきを使ってゴミを取り除き、さらにはモップ掛けもするのが必要になります。
あとは雑用ですが、住居に届いた宅配物の受け取りと保管、廊下などの蛍光灯の取り換えなどもあるわけです。
それ以外は目立ったものがなく、管理人室で座って待機をして過ごせます。
気になる報酬ですが、基本はパート扱いなので時給制となるわけです。
都心部なら1500円、郊外でも1000円以上は確約をされており、別途交通費と昼食代も支給をされています。
週休2日で毎月15万円以上の給与を受け取れるので、年金受給額が少ない方でも悠々自適な老後を過ごせること間違いなし。
なお、雇用保険に加入もできるので、医療費は一割負担で軽減もされます。
高齢者にとって、第二の人生を経験するのに建物管理はうって付けの業務としか言いようがないことがわかるでしょう。
65歳以上を対象にしたハローワークの就業メニューでも、非常に高い人気を誇っています。

まとめ

もしお近くの住まいで求人を出されているようであれば、迷わずに応募をすることです。
以前の職種などは一切関係がなく、誠実な人柄であればどなたでも採用をされるお仕事です。
建物を管理することで、幅広い世代の方々と知り合うこともでき、認知症予防にも最適な仕事になっています。
いままでデスクワークしかしたことがないという方は、一度経験をしましょう。