上野学園の魅力的な指導内容
上野学園中学校・高等学校は1904年に創立された110年を超える歴史と伝統を誇っており、時代に合わせた指導と教育を行っています。
教育理念として「親切と努力」を指標にし、礼儀と節度を身につけること・人に対しては温かく寛容でいること、自己に対しては厳しくあることを正しい教育法としています。
上野学園では一人一人の適正を良く理解してよりよく見出していくこと、そして人間性を高めながら社会に出ても美しい調和を生み出せる人間の育成をはかっているのです。
現代では多様化が進みグローバル化する社会に突入しています。
そのため「論理的思考力や問題解決力を持ちながら大いに学び考える」、「自主自律の精神を持って自己を啓発ながら主体的に行動する」、「自他に対して誠実であり続け協調性を持ちながら社会貢献ができる」、そんなグローバル社会にも対応できる幅広い視野を持った生徒を育成することを心掛けて指導にあたっています。
自分の個性を輝かせることを大切にし、それぞれの生徒が持つ才能や可能性を伸張させる教育を受けることが何よりも重要となり大切な要素です。
中学校1年生の時期に実施している教育プログラムは、「サイエンスプログラム」と呼ばれる国立科学博物館や上野動物園を訪れて課題解決型学習を展開する方法です。
実際にあらゆる展示物や動物たちに触れて・見て・感じることで、科学の目や心を育てていきます。
さらにはこれらの施設を10回以上見学することで、国立科学博物館が行っている「博物館の達人」の認定書を獲得できるように目指して参ります。
協調性や感受性を高める為の取り組みも行っている
中学2年生に進級すると、上野公園の歴史や文化についてを詳しく学べるようになります。
江戸時代に庶民に親しまれた建造物のことや、明治以降に多く建てられた文化施設についてなど日本の歴史や知識を学んでいきます。
歴史の転換点は一体何であったのかなど地理的な役割などを探究し、上野公園の大いなる魅力や辿ってきた歴史を考えていくのです。
また中学の時期から諸外国の人たちとの交流を深めるため、上野学園から近い場所にある浅草に出向いて観光客に英語でインタビューをします。
直接相手と向き合って会話やコミュケーションを行うことが、英語学習の向上への大きな一歩となるからです。
協調性や感受性を高めるために、ひとりに一つの楽器をあたえて音楽をみんなで楽しむ取り組みも行っています。
木管楽器や金管楽器などを使用して、専門の先生から指導を受けながら音を奏でる音色に耳を傾ける傾聴力を養います。
また自分が奏でる音色を大人数と調和させる力を身につけることで、お互いを思いやる優しい心が育まれていきます。
年に2回の発表会を行う場を設け、3年生に進級すると素敵なメモリアルホールで演奏できるようになるまで成長することが可能です。
力を合わせて皆で1つのものを作り上げることが豊かな感性を育てる方法となりえます。
大切な生徒を預かる以上、生徒たちの栄養管理も徹底しています。
月曜日から金曜日までの間食堂でグループ給食を開催しており、1年生から3年生までのテーブルに教員も加わりながら一緒に食事を楽しみます。
栄養士が栄養バランスを大切にしながら献立を考えているので、肉や野菜の他に果物やデザートなど発育にはかかせない栄養素を補っていきます。
上級生が下級生に食事をよそる光景や、食べ残しが無いように指導している素晴らしい光景を目にすることもできる家庭的な食事法が魅力です。
難関大学への合格するために
高校生になると特進クラスを設ける形となり、国語・数学・英語の講座を週に各1日ずつ行うようになります。
国語では古典文法の修得や模擬試験対策の指導、数学では基本をしっかりと身につけさせて入試レベルの問題にも取り組みます。
英語では高校レベルの英文法を一通り学んで2学期までに学習を終了させること、その後に長文の理解力や読む力を育てていきます。
また放課後の週3日の間さらにみっちりと勉強を行い、難関大学への合格を一緒に目指していきます。
高校の特進クラスでは難関大学進学を目指せる学力と実力を身につけるために、あえて少人数制の授業体制にして一人一人を細かく指導しています。
難題大学に合格するためには、正しい基礎学力と充実した教育指導を行うことが何よりも重要です。
総進クラスでは自らの適正を自覚したうえで能力を伸張できるように指導していくので、目標としている進路を実現させるためにきめ細かな指導方法を少人数で学ぶことから理解の遅れの心配がありません。
朝の学習から夏期講習、自習室での学習や年6回の面接も実施しています。
面接では学習方法や進学についての適切なアドバイスが受けられるなど、生徒が抱えている進学への不安や悩みを教員も一緒になって考えていきます。
上野学園で学んだ生徒の大学への現役進学率は、2018年度で75%以上の高い実績があります。
これは在籍していた207名の生徒中156名という半数以上の多さとなり、大学進学を目指す生徒に対し高い教育が行われている証であるといえるでしょう。
上野学園大学より引用
最終更新日 2025年4月15日 by kente